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・・・東大の!?『泡盛』
宮地先生が所長をされていた応用微生物研究所は、抗生物質研究や微生物利用工業の推進を図ることを目的の一つとしていた。この研究所設立のキッカケになったエピソードがある。
激しい沖縄の戦火によって消滅したと思われていた琉球泡盛の菌株を、東大は実は戦前から保管していたのである。
戦後それを知った沖縄の泡盛メーカーが、この菌株を使い、幻の泡盛の味を見事に再現させたのである。
そして現在もこの泡盛は、東大生協のベストセラー商品として根強い人気を集めているのである。
これは今日でもよく指摘される「カルチャー・コレクションの重要性」が証明されたケースの、恰好の逸話でもある。(文責・サイト事務局)

・・・微細藻類の菓子紹介
宮地先生ご紹介の『ドイツ健康ビスケット』である。
戦後の食糧難時代に、アメリカは日本の徳川生物研究所やドイツの研究所に対して、パン粉などの食料確保の方法として微細藻類クロレラなどを利用する研究を奨励したことがある。
先生は以前からその様な研究に関わっていたこともあり、微細藻を食料に利用する歴史などを例に挙げながら、微細藻類の有効利用について述べられていた。
現代の欧米では、藻類をサプリメントや、薬品、食料として製品化しているが、
このビスケットも、戦後ドイツに於けるクロレラ研究の成果かも知れないと先生は日頃から語られており、今回、ここに紹介されたのである。(文責・サイト事務局)